こんにちはー!
今回はTOEICやTOEFLに出てくる英単語の効率の良い勉強法を紹介します。
頑張るぞ!と思って買った英単語帳。しかし、開けてみると見たことの無い英単語だらけ。開始早々、心が折れかけそうになったことがあるかもしれません。
覚えた英単語の数とTOEICの点数の目安は以下の通り
- TOEIC600点 = 5,000語
- 750点 = 8,000語
- 850点 = 10,000語
こんな数覚えられるのか?!と思いますが、安心してください。
たった二つのポイントを押さえるだけで英単語学習が一気に楽になります
それではポイントを見てみましょう
ポイント
- 語幹について
- 語幹を活かすポイント
語幹について
詳しく説明すると、
実は英単語はラテン語や昔のフランス語等からできております。
それらが組み合わさり一つの英単語として意味をなしています。それが語幹です。
さらに詳しく言うと、接頭語とか接尾語とかいろんな言葉がありますが、そんな言葉を覚えるよりも使えることが大事なので説明を見ていきましょう。
Act = 行動する
という意味ですが実は、多くの英単語にこの単語が隠れているのです。
図:

- –tion :
- 名詞を作ります。TOIECの文法問題で空欄に適切な言葉を選ぶ問題がありますが、これが一つの目安となります。
- – tive :
- 形容詞を作ります。これもTOEICの文法問題で文に当てはまる適当な単語を選ぶ際の目安となります
- Counter :
- 単体では”反論する”となりますがActと組み合わさり反作用するという意味となります。行動という意味から作用という意味で使われております。
- Inter :
- 内側 という意味ですが、Actと組み合わさることで、交流するという意味になります。人との交流は相手の心の内に作用しますよね?Interはその人の心、そしてActは心に作用することを意味しているのです。
これだけで4つの単語が覚えられましたね!
こんな感じに、複雑な単語でも切り離すと、知っている単語が隠れているものです。
このようにAct = 行動ではなく、それぞれの意味を関連付けて説明できることを“エピソード記憶”と呼び、”忘れにくい記憶“として残ります。
学びを変えるアウトプット大全より: https://a.r10.to/hzhfxo
つまり勉強した単語が定着しやすくなるという事です
これが使いこなせると初めて見る単語でも意味を推測できるようになり、TOEIC のReadingパートでも助けになるでしょう。
そして、使える英単語として威力を発揮します。
語幹を活かすポイント
語幹について分かったところで、TOEICの英単語を少し頑張れる気持ちになれたかもしれません。
しかし、ここでもう一つポイントがあります。
それはイメージです。

どういう事かと言うと、私たちの脳みそで処理される約9割の情報は視覚を通して行われるのです。そして、記憶の8割は視覚記憶といわれております。その為、文字よりも絵を用いることで圧倒的に記憶に残ります。
学びを変えるアウトプット大全より : https://a.r10.to/hzhfxo
つまり、単語をただ書きなぐるのではなく、イメージとセットにして覚えることで学習効果はぐんと上がります。
実際にどういうことか例を見てみましょう。
自分はCounteract を覚えたいとしてこんな絵をかいてみました。

Counter = 反論 から 自分は壁にボールが跳ね返る連想をしました。
そして、Act = 作用/行動 から →が目の前の物体に働きかける連想をしたため、このようなイメージを描きました。
絵心が無いのは周知の事実ですが、関係ありません。自分は自分の脳が求めるイメージをそのまま書き写し、アウトプットしたのです。
これでこの単語は忘れにくく、何度が見返すことでさらに定着していくことでしょう。
絵心なんていうのはやればついていきます。
それよりも、皆さんの脳みそに浮かんだイメージに従って素直に書き出してみてください。これで、英単語を覚える効果は跳ね上がります。
まとめ
ポイントをおさらいすると
- 語幹を用いて、論理的な記憶(= エピソード記憶)をする
- イメージとセットで単語を覚える (=視覚効果で効率UP)
たったこれだけです。
語幹等は慣れるのに少々時間がかかるかもしれません。
しかし、これを乗り越えたら、英単語を覚えるのが格段と楽になる事は間違いないでしょう。
そして、今回参考にしたアウトプット大全ですがとてもお勧めです。
精神科医の権威である樺沢先生が、学んだ知識を使える武器として活かす方法を脳科学に基づいて説明してくれています。日々の学習だけではなく、ビジネスシーンでも使える内容なので興味があれば見てみてください。いうなればアウトプットの百科事典です。
これからTOEICの勉強を始めたい方のために、まとめ記事も書いておりますのでよかったらチェックしてみてください~